新しい校舎で、教科教育のさらなる充実をはかるために「教科センター方式」を採用します。

教科センター方式とは?

 各教科が専用のゾーンを持ち、専用の教室、教科の発表や作業のためのメディアスペース、教科の先生の研究室をそれぞれ隣接させることにより、従来型の教室に比べ、より充実した教科教育が可能になります。

教科センター方式を採用により

  1. 待つ姿勢から【向かう】姿勢への転換
    HRで先生を待つ授業から、専用教室に【向かう】授業へ転換し、積極的・自主的に学ぶ姿勢が育成されます。
  2. 環境の整備
    専用教室では、教科の特徴を備えた教育機器、家具を整備、教育効果の向上が期待されます。また、それぞれの授業においてこれまで不可能であった大掛かりな準備、演出等の工夫が可能となります。
  3. 展示物の充実
    専用教室、メディアスペースでは、教材・教具、作品、レポートなどを常時展示することができるので、より興味を深めた学習が期待できます。
  4. メディアスペースの活用
    メディアスペースには、展示物、書籍、グループ学習用のテーブル、発表用のボードなどが整備されます。隣接する教室の扉を開放することにより、教室+メディアスペースという空間で学習することができます。
  5. 多くの出会いを生む校舎
    授業間に専用教室を移動することにより、生徒の行動範囲が広くなり、多様な個性を持った生徒同士が、クラス、学年を超えて交流を持つことができます。

クラスの絆(きずな)を大切にするホームベース

 中学生において、クラスの持つ役割は大きいものと考えます。新しい校舎になっても、クラス担任、ホームルーム活動はこれまで通り残します。 クラスでの普段の生活や学校行事を通して、仲間との絆や友人を大切にする心を育てることができます。 それぞれのクラス専用の居場所は【ホームベース】となります。

 朝登校したら、生徒はホームベースに向かい朝の支度をした後、接続している隣の教科教室に着席します。ここで担任の先生から連絡事項を聞いたあと、1時間目の授業に向かいます。

学年全体のつながりはアクティブラーニング(仮称)

 1学年8クラスのホームベースは3階~5階に学年ごとに配置されます。それぞれの階には学年アクティブラーニング(仮称)は配置され、学年旅行、文化祭などの企画運営の話し合いなどに利用されることで、クラスだけでなく学年全体のつながりを意識し、開かれた環境の中で過ごすことができます。